サンフランシスコの「OpenAI社」が生み出した、最新のAIチャットボット「ChatGPT」。
2023年3月には、格段に性能面・機能面でパワーアップした「GPT-4」を有料版「ChatGPT Plus」に搭載と、どんどん進化しています。
そのChatGPTで2023年3月21日より、管理画面の履歴欄でエラー症状が確認されています。
どのようなエラーが発生しているのか、紹介します。
ChatGPT 過去の履歴が見れないエラー症状|2023/3/21付
エラー症状
ChatGPTにログインすると最初に表示される管理画面にて、画面左側の今までにAIとチャットした履歴が全く表示されない現象が報告されています。
実際に筆者もログインしましたが、エラー「History is temporarily unavailable. We’re working to restore this feature as soon as possible.」という表示がされ、今までの履歴が全く見れない状態です。
何度か「ログアウト→ログイン」を繰り返しましたが、一度だけ履歴が戻りましたが、その際は不必要な履歴を消すことができず、再度読み込み直ししたところ、また元に戻り「History is temporarily unavailable. We’re working to restore this feature as soon as possible.」の表示。
「History is temporarily unavailable. We’re working to restore this feature as soon as possible.」を翻訳ソフト「DeepL」で調べたところ、「履歴は一時的に使用できません。できるだけ早くこの機能を回復するよう努力しています。」とのことですので、しばらくはこの状態が続きそうですが、復旧は行われそうです。
対処方法
この症状に対しての対処方法はなく、OpenAIによる復旧を待つしか方法はありません。
2023年3月23日11:45時点で、過去の履歴は復旧しており、今までのチャットを見ることができていましたが、2023年3月24日18:24時点で、また見れなくなっています。
ChatGPT 過去の履歴が見れないエラー症状 あとがき
2023年3月に入り、「GPT-4」を有料版「ChatGPT Plus」に搭載したのもあり、一気に利用者が増えたのが原因の一つではないかと予想されます。
ただ履歴は見れませんが、現在のところ「ChatGPT」自体は使用できますので、やり取りした文章は念の為コピペをして、どこかにバックアップをとっていた方が良さそうです。